ZEH
ZEH(ゼッチ)とは
ZEH(Zoro Energy House) とは自宅で消費するエネルギーと創り出すエネルギーを、最終的にプラスマイナス0にすることを目指す住宅のことを指します。
ZEHは、住宅の高い断熱性能をベースにし、太陽光や風力などの発電設備、そして電気を貯蔵する蓄電池などを設置し、「省エネ」、「創エネ」、「畜エネ」を複合的に設計したものです。
停電時も自宅で電気が使える安心感や、化石燃料ではないクリーンなエネルギーで生活することへ満足感を感じることができるはずです。 設備の購入や設置工事についても、国や自治体から補助金が受けられる場合も多いので、是非一度ご相談ください。
merit
ZEHのメリット
環境保全につながります。
ZEH(ゼロエネルギー住宅)を選ぶことは環境保全につながります。
電力会社から購入する電力は、75%が火力、7%が原子力(2019年)であるのに対し、自宅の発電設備(太陽光・風力)からの発電は、発電時に二酸化炭素の排出がありません。
ZEHは政府が普及を進めている住宅システムのため、2020年度現在も補助金を受けることが可能です。環境省が母体となる補助金や、経済産業省の実証実験を伴う建築への補助金などがありますので、ぜひご相談ください。
環境省:上限60万円
経済産業省:実証実験を伴い、上限115万円
※補助金には一定の条件や、時期による条件変更などがありますので、建築のタイミングにてご相談ください。
住宅の評価「資産価値」が上がる
ZEHを導入するメリットは、生活に関することだけではありません。ZEH化した住宅は資産価値として上がるといわれております。2016年4月に、国はBELSと呼ばれる住宅の評価を決める基準について、新たな制度を設けました。
BELSとは、住宅の評価基準の制度で、エネルギー性能を評価します。星1つから5つまでの評価基準となっており、星が多いほどエネルギー性能が高い住宅として評価されます。
つまりZEHのような省エネや創エネといった、環境にやさしくエネルギー効率の良い住宅については、資産価値も高い評価を受けられるということです。2019年時点では、ZEHは発展段階ですから、特に資産価値を高く評価される傾向にあります。
子や孫に住宅を継がせる場合や、不動産として住宅を考えている方もZEH導入のメリットがあります。