施工事例
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埼玉県 認定NPO法人 森のECHICA 花の森こども園様
今回は埼玉県秩父市にある認定NPO法人森のECHICA 花の森こども園様への太陽熱温水器導入について紹介します。
花の森こども園さんは2008年に設立された、自然の中で子どもたちが伸び伸びと過ごす「自然保育」を実践する保育園であり、県を跨いで子供を預ける親御さんもいらっしゃるほどの高い評判の保育園です。
2021年4月より「認定こども園」としてOPENした新園舎ですが、幼児期からの環境教育を主眼にしたこども園ということで、給湯器も化石燃料に頼らないシステムを探されており、今回の太陽熱温水器の導入に至ったとのことです。
さて、工事自体は雪の積もった中での工事も比較的スムーズに完了しましたが、設置後、温まりすぎがお湯が沸騰し屋根から降ってくるという現象でお問い合わせをいただきました。
温まったお湯が100度を超えると、自動的に弁が開きお湯を逃がすこの動作は、温水器の正常な機能なのですが、これは、園での温水使用量が一般家庭と比べて(お風呂を使用しない分)少ないから起こる現象なのです。
設備自体の集熱効果が高いことも理由としてありますが、自然エネルギーはコントロールしにくい部分も含め、人間の方が上手く付き合っていく必要性を改めて教えていただきました。
お湯を有効に使うアイディアも含めて今後提案できるようにしてまいります。森のECHICA 花の森こども園さん、今後ともお知恵をご教授いただければと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします!