サイディング(外壁材)取付前工事 2019/08/30 サイディング(外壁材)取付前工事 サイディング取付前のこの工程で、家の断熱性能が長期間維持できるかが決まります 通気層の確保 高性能な断熱材も水分を吸うと性能が落ちます。常に乾燥した状態へ戻れるよう、サイディング工事前には断熱材の上に防水透湿シートを貼ります。かつての日本では粗悪な工事により壁内の断熱材が結露し、断熱性能だけでなく、強度も下がる家もたくさんありましたが、現在は施工技術の向上により、とても断熱性の良い家が出来上がります。ここは施工業者の腕の見せ所でもあります。 胴縁の取付 サイディング(外壁材)とシートの間に「胴縁」という板材を取り付け、通気層を作ります。これにより壁の内側の湿気が通気口から逃げるため、壁の断熱性能が保たれ、カビの発生や構造物の腐食も防ぐことができます。(右側:胴縁が取り付けられた状態) 断熱材 断熱材は一般的な建売住宅で使われているグラスウールと比べ、厚く密度の高いものを使用しています。断熱性能を高めることで、少ないエネルギーでも冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる居住空間をお客様へ提供したいというのがふるあっぷの想いです。