木目を活かす技 2019/10/30 無垢材の持つ木目の美しさを活かすため 現場のひと工夫をお教えします 床の縁も厚みのある無垢板で造作していきます。 重さのある木材のためビス止めをします。ドリルで浅めの穴を設け、ビスを打ち込みます。 その穴に接着剤を注入し そこに、木の節で作ったダボを打ち込みます。 面に沿ってカットをし、サンドペーパーで磨きをかけると すると、そこにもともと節があったかのような自然な模様に ビス止めの違和感がない自然なデザインに仕上がります。 見えない部分の気配りをいくつできるかが、全体の完成度を決めると考えています。 ※コンクリートが見えているこの土間は、これからタイルを張ります。 無垢パイン材の節のある木目が、味わいある空間を演出します。