茨城県ホテル太陽熱温水器設置工事
2023/02/25
ホテル屋上に太陽熱温水器を設置しました。
みなさま、寒い中いかがお過ごしでしょうか?
昨今、エネルギーの高騰により、光熱費の削減のため、太陽熱温水器についてたくさんのご相談をいただいております。
そんな中、先日茨城県のホテルに太陽熱温水器12台設置の工事を行ってきました。
台数にして12台、水量にして3000ℓ超の大型設備です。
写真をおみせしますが、かなりの壮観です!!
稼働前ですが・・・
まだ本格稼働していない状況ではありますが、既に水温は上がっており稼働へ向けて準備万端です。
追ってこのブログの更新にてご報告させていただきます。
まとめ
太陽熱温水器は名前の通り、太陽熱を熱源にして真空管内に入っている水を直接温めています。太陽光線が直接水を温めるので、エネルギー変換効率ががいいのがポイントです。(太陽光発電15-20%に対し、太陽熱温水器は40-60%!)
タンクの水温が十分温まっている場合はエネルギーコストゼロでお湯を使えますし、曇りや雨が続いて十分な水温にはならない場合はガス組給湯器やボイラーによる追加熱源で補助的に加温することで、常温の水温から加温するより少ないエネルギーコストでお湯を沸かすことができます。
今回の場合、設置した場所がホテルということもあり、ガス代が月に数十万円ほど軽減できるのとことで、その計算だと投資回収期間も驚きの短期間となりました。これは実際の稼働状況をみて実際のところを確認していきたいと思います。
自然エネルギーを活用したお風呂に入れるホテルというのは、宿泊する側としても気持ちよいですね。
どういうカラーの宿泊施設として打ち出されるのか、今後のホテル側のPRにも注目です!
最後に
太陽熱温水器は、悪天候が続くと十分な温度に達しないなど、他の再生可能エネルギーと同様エネルギー出力が環境によって不安定になるものです。
安定したエネルギーを享受している日本ではデメリットと感じられる方もいらっしゃいますが、長期的な光熱費の削減や、災害時でもお湯が使えるなどの固有のメリットもあります。
また化石燃料の使用を低減できるため、持続的な地球環境へも貢献できる設備です。
設置にかかる費用一台につき20万〜130万円程(機種や設置環境によります)で得られるメリットは大きいとは思いませんか?
(将来的なエネルギーコストの変動に左右されないのが一番のメリットかもしれません)
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